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同じ気質の陰と陽 
投稿日:2019/12/31

私たちは個々に微妙に違う気の質を持っていています。他人と気が合うというのはこの気の質が合うということです。

似た者同士の様な気質が同じタイプ、あるいは全く異なる気質でもお互いのバランスが良ければ、お互いのない部分をサポートすることができる良い関係になります。あまりにも似た気質だと嫌な所が目に付いて摩擦しやすくなることもあります。気質の似た親子関係はその良い例でしょう。

 

例えば、貴方がAさんとBさんについて下記のような反応、評価をしていたとします。

Aさんはお節介で押し付けがましい人だ。
Bさんは竹を割ったようなサッパリとした人だ。

 

しかし、知人のXさんの反応は貴方と異なります。

Aさんは責任感が強くて、面倒見の良い人だ。
Bさんはガサツな人だ。

 

これは同じ気質を違う捉え方をしているだけなのです。貴方の評価もXさんの評価はどちらが正しいとか間違っているとは言えません。

 

相手に対して「自分がどう感じるか」それがその相手が「どういう人か」になります。しかし、それはあくまでも「自分にとってはそういう人だ」ということを忘れてはいけません。

Aさんについてポジティヴな評価を持っているXさんに「えー?!面倒見が良い??私はAさんって親切の押し売りって感じで押し付けがましい人だと思うわ。先週もこんなことがあって、あんなことがあってね、だから、Aさんってお節介なのよね~。そう思わない?」

と、貴方が自分の意見をXさんに押し付けて、結局、自分自身が押し付けがましくお節介な人になってしまったりします。

 

ここでXさんが「いや、Aさんは押し付けるなんて気はないと思うよ。先週もこんなことがあって...」と貴方に反対意見を言ってくれるぐらい親しい人であれば別ですが、そうじゃない場合、Xさんは貴方の言葉に相槌を打ちながらも心の中で(そういう貴方が押し付けがましいのでは?)と思ってしまうかもしれません。

 

面白いことに拒否反応を示す相手は自分の中の負の部分を何十倍にも投影したようなタイプであることが多いものです。

 

「そうなんだ、AさんのことをXさんのように受け取る人もいるんだな」とXさんの言葉を一つの見方だと受け止めることが出来るのならば、貴方の思考は柔軟です。

 

受け止めるのは「自分とは違うそのような見方もある」と認識するということが大切なのです。受け入れるのとは違います、貴方は貴方の心に正直な意見を持っていれば良いのですから。

 

そして、貴方がポジティヴにコメントしたBさんに対して、Xさんが「Bさんってガサツで言いたいことズケズケ言うじゃない?」と貴方をネガティヴな評価に引き込もうとしたら「そう感じる人もいるかもしれないけど、私は好きよ。はっきりしていて嘘がないから」と言い切りましょう(笑)

 

出合った頃は彼/彼女はこんな人じゃなかった

「付き合いだし所はこんな人じゃなかった」とパートナーの変貌に嘆く人たちがたくさんいます。

例えば「楽観的で行動力のある人」が月日の経過とともに「いい加減で無鉄砲な人」になり「優しい人」が「優柔不断で決断力のない人」に「頼りがいのあるリーダータイプの人」が「自己中心的、他人の意見は聞かない人」になってしまったりすることもあります。

 

これは自分の気が弱っている時の出会いに起りがちな現象です。

 

出会いの初めの頃は相手の長所に目が行きやすく、その素敵な相手に好かれたいという気持ちの為に自分のエネルギーを受け止めるバランスが偏っているからです。

 

気が弱っている時とは転校、転勤、引越しなどの環境の変化、人間関係や仕事などのトラブル、失恋、病気、家族の不幸など精神的なダメージがある時です。

 

自分の気が弱い時はその状態から抜け出るために間違った選択をしやすいものです。間違った選択とは思い込み、過度の期待から生まれ、現実を無視してしまった場合です。

 

過度の期待、例えば、心細くて「頼りになる人が欲しい」と願っている時の出会いに生まれます。ほとんどの場合は無意識的に「頼りになる人」を探し、出会います。

 

そしてその頼りになる人の言動が「ちょっと乱暴だな」「ちょっと意地悪だな」「ちょっと自分勝手だな」「ちょっとずうずうしいな」と思っても、その負の部分には目をつぶって「でも、頼りになるから...」と相手を肯定し続けます。

 

しかし、自分が元気になって来て、あるいは他に頼りになる人を見つけた時にその「頼りになる人」のネガティヴなクオリティーに対して拒否反応を持ち出します。いろいろと親身になってくれて頼れるなと思っていた人に対して、それが押し付けやコントロールに感じ、うっとうしくなったりします。

 

それはみんな自分の気の質が弱かった時に持った過度の期待のせいなのです。そんな相手ではあるけど好きになって側にいたかった自分のせいで相手のせいではありません。実際、相手の態度は多分、何も変わっていないはずです。自分が弱っていると相手に自分の期待をかぶせて、勝手に相手のイメージを作ってしまい、恋をしたり頼ったりしていますが、自分が元気になると相手の短所が気になりだして関係が悪くなってしまうということです。

 

相手に対する過度の期待は弱っている自分から生まれる幻想です。

では、お互いにベストな状態で出会った二人ならどうでしょうか? それでも安心は出来ません。気は常に流動的だからです。

子供が生まれたり、仕事上のポジションが変わって責任が増えたり、夫の家族との同居、病気、引越など、出会った時と全く同じ環境で二人が生活することは出来ません。何かが変わるたびに心の葛藤という試練があります。お互いの元気の気が崩れ、それが気質の表れ方に関わってきます。

 

自分あるいは相手のエネルギーがストレスのためにネガティヴな方向に流れ出した時に上手にお互いのバランスをとらないとお互いのヘルシーな距離感が崩れていきます。

 

我が強ければ強いほど、相手に合わせてバランスを取るのは難しいでしょう。反対に「私さえ我慢していれば」と、相手に合わせ過ぎて自分の中に不満を溜めていれば精神や肉体に病気として現れます。あるいは自分の子供にその不均衡なエネルギーが影響してしまうでしょう。

 

長く続くパートナーはお互いのエネルギーのバランスを上手く取りながら、付き合っている関係です。そこには相手に対する尊敬の気持ちがあります。そして柔軟な思考力です。

 

気が合う関係はお互いに陽のエネルギーを引き出し、尊敬しあう関係です。

 

気が合わない関係は相手の陰のエネルギーを引き出し、嫌悪しあう関係です。どうせ長く続く関係ならば腐れ縁よりも良縁でありたいですよね。

 

気が合わなくても別れない(別れられない)のは、まだその関係から自分自身を学ぶことがあるからでしょう。

 

自分の気質は両親を観察分析すると分かりやすいでしょう。両親の欠点にばかり集中して「あんな大人になりたくない」ではなく、そのネガティヴに見えている気質の反対のポジティヴなクオリティーを見つけて、両方から「いいとこ取り」して、自分の中で上手く育て、理想の自分に近づいていくようにするのがベストです。

 

 

陽のエネルギー、良く映る場合、長所     陰のエネルギー、悪く映る場合、短所

優しい ←—————————————–→ 優柔不断、いい加減、無責任

リーダーシップ ←——————————-→ 自己中心的、独善的

面倒見が良い、気が利く ←——————–→ コントロールフリーク、細かいことにうるさい

思慮深い、知的、落ち着きがある ←———→ 行動が遅い、決断が遅い、ネガティヴ思考

頭の回転が速い ←——————————→ 早合点、人の話を最後まで聞かない

感受性豊か、アーティスティック ←——–→ ヒステリー、躁鬱

ロマンティック ←——————————→ 非現実的、口先だけ

楽観的 ←—————————————–→ いい加減、無責任

協調性がある ←———————————→ 自分の意見がない

常識がある ←———————————–→ 他人の目、世間体ばかりを気にする

社交性がある ←——————————–→ 馴れ馴れしく図々しい、八方美人

忍耐強い ←————————————-→ しつこい、くどい、頑固

謙虚 ←——————————————-→ 劣等感、卑屈、自信がない

ユーモアがある、明るく元気 ←————-→ 不真面目

哀れみ深い、同情的 ←————————→ 独善的、うぬぼれ、エコヒイキ

従順 ←——————————————-→ 高慢、横柄

率直、気さく、さっぱりしている ←——–→ 無遠慮、ずけずけしている

行動力がある ←——————————–→ 無鉄砲

繊細 ←——————————————-→ 融通が利かない

ポジティヴ思考 ←——————————→ 懲りない、同じ過ちを繰り返す

 

などなど。。。。

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