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ため息...が溜まる肺

肺には自分の本当の気持ちを表現できないジレンマから、愛する人との辛い別れなど、どうすることも出来ない深い悲しみまで「はぁ~ぁ...」とため息をつくような感情が溜められます。

肺にネガティヴなエネルギーが溜まってくると、傷つくのを恐れるために少しずつ他人と関わるとこを拒否したり、対立することを避けるようになる傾向もあります。

肺に溜まったトラウマが幼い頃に受けたものである場合、本人はトラウマがあることにも気がつかないでしょう。一匹狼を気取って「他人と関わるなんて面倒。一人でいた方が気楽さ」と他人との関わり合いを極力避けて生きています。

一匹狼が悪いとは言いません。本当の一匹狼は卑屈な感情がないので必要があれば他人と普通に関わることが出来ます。ただ自分との時間を大切に楽しんでいる人です。しかし、トラウマによる一匹狼は違います。他人との関わりに精神的なストレスを受けます。過去に縛られているので固定観念が強くなる傾向があります。

例えば、「やっぱり○○人はそうなんだよな。信じることが出来ないよ」「やっぱり学歴が高い奴って○○なんだよね」など、「ほ~らやっぱり、そうなるだろ」という思考回路です。

すでに、そうなる前に自分の中にパターン化したストーリーがあるのです。そのような意識を持っているから、そういう状況を引きつけやすいエネルギーを作り出している自分には気がつきません。

-子供の頃に子供らしくのびのびと育っていないで息を押し殺すようなことが多かった人。

-両親の不和、嫁姑の不和で心を痛めていた人

-子供の頃はとても陽気でおしゃべりだったけど、周りの大人から「うるさい、静かにしろ」といつも言われて育って無口になってしまった人。

-親が何でもお膳立てしてくれて自分で何かを決めることがなかった、あるいは自分の意見を言っても最終的には親の価値観に従うしかなかった人。
「どうせ、言っても無駄だし...(ため息)」

無意識に他人を気にする癖がついているので気にしている自分に気がつかないこともあります。また、自分にコンプレックスのある人は他人を気にするあまり過度に謙虚になったり、あるいは逆に高慢になったり、他人を見下す態度をとることも。

エネルギーの流れは自分のエネルギーの流れと関わります。そのために自分の周りに他人を気にし過ぎる人、高慢な人、他人を見下す人が集まりやすいためになかなかリラックスできません。また、ため息...です。

見たくない現実から目をそらしたいために目の悪い人も多いです。「はぁ~」と思いっきり息を吐きたいために喫煙する人もいます。タバコを止めたいと言いながら止められないのは体が息を吐きたからです。こういう人は禁煙と喫煙を繰り返すことが多いです。ニコチン依存症の喫煙とはまた違います。

そして、タバコも吸わないのに肺、気管支等の呼吸器系が弱い人は肺にネガティヴな感情が溜まっているからです。

子供に喘息が多いのも自分の気持ちを上手く伝えられないからです。子供の時は喘息気味だったけど、今は大丈夫という人、自分の気持ちを今は上手く伝えられますか?そうでない場合は肺に溜まっている可能性大です。

肺の詳しい感情については著書「メンタルメンテナンス」で説明をしていますのでここでは肉体的なバランスのとり方を。

自分の中に慢性に溜まっている「ため息」を出すには笑うこと、大きな声を出すことです。カラオケで大声で歌って踊れば有酸素効果も高まります。

 

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