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精神的な肥満

「痩せたい!」というのは永遠のテーマのように雑誌やTVで毎日のように紹介されていますよね。

なぜ、太るのか?

それは当然、食べる量と消耗する量のバランスが悪いからです。と、きっぱり(笑)
やはり、バランスの良い食事(野菜と果物を多く、砂糖は極力避ける)と適度な運動ですよね。

しかし、これは誰もが周知のこと。

運動を全くしないで甘いものと炭水化物などを多量に摂取して「痩せない!」と言う人は問題外なので、ここでは「食事療法からエクササイズと、いろいろやったのに全く効果が見られない」という人たちのために。

感情と臓器の関係です。

胃、小腸、大腸は消化と吸収そして排泄をする臓器です。
それを精神的な面から見ていきます。

精神的に「何かが足りない」「優しくして欲しい」と精神的な飢餓状態。
この場合、食物を食べても食べても満足できません。

これらの感情は全て「胃」に関わってきます。
そして、胃は必要以上に何でも吸収しようとします。「水を飲んでも太るんだよね」という人はこれに当てはまるかもしれません。いわゆるストレス太りですね。
自分の身体の周り、それは胃の周辺から始まります。脂肪をつけてバリアのように自分の弱った心を守るために身体を取り巻いていきます。

ちょっとおなかが出てきたかな?という状態を見逃すと…脂肪はどんどんお腹から外に向かってついてきます。

小腸では栄養を吸収します。「愛の栄養」が足りないとその代用に甘いものを欲します。

異常に甘いものを欲するのも身体が糖分を必要としているのではなく、「甘い、優しい感情」を欲しているのです。

失恋太りはこの典型ですね。

「辛い、耐えられない」「信用できない」「納得できない」と現実にあることに対しての拒否、拒絶反応、それは精神的な消化不良を招きます。

これは失恋だけではなく、失業とか職場でのイジメやセクハラなども同様です。
自己愛がテーマになります、それは他人から認められることによって湧き上がる場合もあれば、自分自身が自分を認める、受け入れるということが必要になってきます。

そして、大腸。
不要なものを排泄するところですが、その前の胃と小腸で上手く消化と吸収ができないと、
ここでは精神的な下痢、便秘状態に陥ります。

精神的な下痢状態は辛いからとにかく排出したいと現実をじっくりと噛み締めていくのではなく、飲み込んで「早く出て行って~!」と内的な悲鳴を上げている感じです。

当然、お腹はいつも空っぽの感じで「何か足りない」と感じながらも本当に必要なものではなく、代用品を詰め込みだします。

精神的な便秘状態は「足りない」と感じているから「出すこと」をこばむのです。抱え込んでいるものは不必要なものだと言うことに気づいて排泄すべきなのですが、出さずに、また詰め込みだし、これが肥満につながっていきます。

精神的な便秘も下痢も究極ですが、結局はコインの裏表なので、激痩せ、激太りとこの状態を行ったり来たりする人もいます。

そして大腸は「無感動、無関心」と感覚を麻痺させるところでもあります。

「どうせ、頑張っても無理だし…」というような諦め感、辛すぎるから現実を直視しないで無関心を装っていても自分の身体は誤魔化せません。

精神的な肥満、貴方に当てはまりますか?

 

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