このレモネードダイエットは痩せることが目的ではありません。が、痩せます。お腹がスッキリします。
ダイエット=痩せる、というイメージが強いですが、本来のダイエットの意味は減量ではなく健康を目的とした食餌療法という意味です。
このレモネードダイエットは身体の各臓器に溜まった毒を体外に出して臓器の機能を高めるのが目的です。日本ではデトックスという言葉が流行っていますね。まさにそれです。
Detoxification=解毒ですね。レモネードダイエットで3日間ぐらい絶食をしたら、免疫力はアップします。脳の働きも代謝も良くなります。食べているのに何故か空腹感を持っている人、実は喉が渇いているということもあります。脳からの伝達を上手く受け取れずに水ではなく食べ物を欲してしまう。肥満に陥ってしまう可能性もあります。
食品添加物、煙草、アルコール、抗生物質、消炎鎮痛剤などの薬品、ホルモン剤等の薬品に育てられた動物の肉、白砂糖、その白砂糖がたっぷり入った炭酸飲料水、漂白された小麦粉を使った食品、スナック類、シャンプー、水道水、排気ガス等々…私たちの身体は昔と比べて「毒だらけ!」です。
身体の毒が取れれば各臓器の機能は正常に戻り、新陳代謝も良くなります。そして身体に溜めてある不必要な脂肪は燃焼されていきます。そのため、体調が悪くて太っていた人は副産物的に痩せるでしょう。
痩せていれば良いというものではありません。(痩せていても内臓脂肪があれば問題です)
ちょっとぐらい、ぽっちゃりなら問題ないけど、例えば、靴を履くときにかがむとお腹の肉がつかえるとか、起き上がるのが面倒くさいから寝転んだまま何かをしてしまうとか、歩くのが面倒に感じるとか、体重が支えきれず膝が痛い、余分な脂肪のために行動が少しずつ制限され、肉体的だけではなく「面倒くさいな、後にしよう」と精神的にもレイジーになってきたら要注意です。
内臓に脂肪がつき過ぎたら放置しないで下さい。いつかその脂肪は時間の経過と共に死亡に変わっていきます。腫瘍や癌などはいきなりは発症しません。私たちの体には自己免疫力がありますが、その体の主がケアーをしていなかったらいつかは機能は壊れます。
定期的に自動車をチェックして、大切に乗っている人の車とそうでない人の車の数十年後のコンディションの違いを考えればわかりますよね。
「もう、年だから…」
でも、同じ年代でも元気な人はいます。年のせいではないですよ。30歳代で50歳のような人もいれば、その反対に50歳過ぎても年齢よりも若々しく生きている人もいます。
いろいろな絶食がありますが、このレモネードダイエット法は今まで試した中で一番簡単です。どんなダイエットをしても長続きしない、痩せたいというクライアントさんにもおすすめしています。
私は下記のような分量で作ります。そして1日に3リットルぐらい飲みます。これはあくまでも私の適量です。季節や個人の体質や運動量でレモネードの摂取量は違うでしょう。お腹に膨満感などが出るようなら飲み過ぎです。お腹が空いたら喉が渇いたら飲んでください。
レモン 一個
生姜 親指大 おろしたもの
唐辛子パウダー 小さじ1/2
100%のメイプルシロップ 大さじ1
水 1リットル
これを基本に好みでレモンや生姜の量を変えて味を調整して下さい。
メイプルシロップはマグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、チアミン、リボフラミンなどのミネラルが豊富でレモンからのビタミンCで栄養失調にはなりません。唐辛子のパウダーとジンジャーが胃を温めるにで空腹感が抑えられます。
メイプルシロップは安いものは100%のメイプルシロップではなく、砂糖など他のものが混ざっているので裏のラベルをチェックしてくださいね。
お腹が空いたらレモネードを飲む。1日どれだけ飲んでも大丈夫です。お湯でホットレモネードでも。出来れば3日間ぐらいが良いのですが、「絶食!」「何も食べられないの?」と不安になるかもしれませんが、やってみると想像以上に簡単ですよ。3日間と考えずに、まず1日から始めてみてください。胃を休めせること、胃のリセットです。
お腹に何も詰まっていないとこんなにも体がかるく、筋肉の動きがよく分かることに驚きます。体内に余計な物質が無い分、脳と体の間のコミュニケーション、伝達能力がアップするのです。
絶食後に揚げ物、こってりとしたソースを使ったもの、消化に悪いもの、ケーキなど大量の甘いものはNGです。せっかく綺麗にした胃に負担がかかってしまいます。
絶食中はカフェイン、アルコール、ニコチンは避けてください。ハーブティは大丈夫です。
カフェイン、ニコチンが体に溜まっている人は軽い頭痛があるかもしれません。デトックスなので白湯、レモネードを飲んで体外に排水して下さい。激しいエクササイズではなく体の不純物を押し出すような感じの軽いストレッチがお勧めです。ご質問のある方はお気軽にコメント欄からどうぞ。
慢性疾患、健康に問題がある人はドクターの意見を聞いてくださいね。