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全ては胃から

ストレスを受けるとまず胃のバランスを崩します。

「いやぁ~、私は胃が丈夫だから!胃は全然平気です」なんていう人もいますが、それは「今は」痛みを感じない、食べることが出来るからであって、胃がストレスを受けていないとは言えないのです。

陰陽五行では胃がスタートです。そこから大腸、肺、腎臓、暴行、肝臓、脾臓...と11の臓器と3つの目には見えない臓器(エネルギー装置のようなもの)に気は流れていきます。

全ては胃から始まります。胃が健康であれば、臓器はみんなハッピーです。

さて、胃が疲れてくると出てくる症状としては口角が切れる、口の周りに吹き出物、口臭、首が凝る、腕の脱力感、あくびが増える、不眠症などがあります。

自分自身に対して、そして自分の周りに起こることに対してゆっくりと時間をかけて理解していないと胃のバランスを崩すことは私の著書「メンタルメンテナンス」で以前ご紹介しました。精神的な消化不良です。

時間に追われる現代人の生活では「ゆっくり噛んで」というのはなかなか難しいかもしれませんね。

でも、だからこそ、意識して自分の胃を守ってあげないといけないのです。

口臭は胃の中で消化し切れない、かといって腸に流して便として排出も出来ない「何か」が胃の中でくすぶっている時です。その何かは怒りや復讐心です。

「許せない!」という感情です。それはその過去に起きた時から現在まで引きずっていることです。過去に縛られている分、未来に進んでいくことが出来ません。

言葉が乱暴に攻撃的になったり、あるいはグチグチと悲観的になったりします。

自分の口から出てくる言葉と口臭に注意!ですね。

胃潰瘍は自分自身に対して、自分の周りに起こることに対して、理解できないのに無理に詰め込もうとしている。自分が消化しきれないほどの仕事、問題を抱え込んでいる。心配とプレシャーの取り過ぎです。

過食症はどんなに食べても満足感がない。何かが足りないといつも感じている。不安、恐れ、孤独、切望していることなど、自分の感情と向き合おうとせずに逃げているために問題はいつまでたっても解決はしないので、何をしても何を食べても満足はしないでしょう。

問題に向き合うと次のステップを踏まなくてはいけないことを知っているから、無視していることもありあます。その次のステップは自分の望まないことである場 合が多いので進まないのです。それはエクササイズから転職、離婚などいろいろですが、自分の未来に悲観的なために次のステップが踏めないというのがボトムライン。

バイオコンピューター(脳)が正しく作動していないために間違った指令を体に送ってしまうために不安定な心を覆い隠そうと脂肪が鎧のようについていく。

拒食症は拒絶反応です。恐れや不安があり、他人に拒否されていると感じる。自信がないために他人の考えに左右される。自分自 身に対する愛がない。自分に対する拒絶反応です。いつも頭の中はバタバタと大忙しで空回り状態。リラックスすることが難しく物事をゆっくりと考えることが 出来ないために、大切なことを見逃すことが多い。精神的に「何も受け付けない」ために体も何も受け付けなくなります。

過食症と拒食症の間を行ったり来たりスイングする人もいます。大衆の目を常に気にしているセレブにこのタイプが多いですね。

じゃあ、どうしたら良いのでしょう?

望まなかった過去が3日前、数年前という人から数十年前の自分が子供の頃だという人もいるでしょう。

その望まなかった過去を受け入れて消化するしかないのです。どんなに理不尽なことでも起きてしまったことは変えられません。だから、怒りや悲しみではなくそれを学びに消化の仕方を変えるしかないのです。

それらを消化するには愛と知恵がたっぷりと必要です。

努めて他人に優しい言葉を使うようにする。これはお世辞とかではなく、自分の心からの気持ちを優しい言葉で表現するということです。

そして、自分に対しても優しい言葉を使うこと。特に失敗したり落ち込んでいる自分を叱咤する癖があって胃の問題がある人は「もし、これが友人だったら、自分はどんな言葉をかけるか?」と考えてみてください。

他人にかける言葉と自分に対する言葉に大きなギャップがある場合はバランスを取りましょう。

他人に気を使い過ぎていないか?自分に厳しくし過ぎではないのか?

もちろん正しい食生活、良く噛んで食べるということも忘れないで下さいね。

 

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